V6映画

昨日、レイトショーで「ホールドアップダウン」を観に行きました。
…怖い映画だなんて誰も言わなかったじゃんかー!!!(泣) というのが第1の感想。最初から最後までカーチェイスしてるだけの映画かと思ってましたよ…。ホラーとか心霊ものって絶対普段見ないのに! どんなにチャチでもオバケ関連番組は避けてきたのに! 映画の後半はずっとスクリーンから目を逸らしっ放しでした。いい感じに腰が抜けてもうたわい。10周年記念だというのに(操られてるとはいえ)メンバー同士で殺し合いアクションというのも感じが悪いし、警察署長の眉間に誤発砲がヒットするというとんでもない場面で笑いを取ろうとするのも理解できないし、そもそも行きずり6人の歩んできた背景が殆ど見えなくて最後まで名前1つ覚えられないし、色々と後味の悪い映画でした。(バッサリ)
良かったところはエピローグ! あそこは本当にムチャクチャ可愛い! 愛娘達に囲まれてお弁当食べる幸せそうな博と、真っ白な車掌スーツに帽子も被って ものごっつ素敵なのに顔はデレデレの井ノ原さんと、ウェディングトレインに夢中になってる観客に紛れて1人だけ新婚夫婦をカメラに収めてくれるニッコリ健の3場面だけのために1200円払ってもいい!(から余計な場面は削って流してくれ…) 後はそうね、最初の出番までエライ時間がかかる森田剛さんですけども橋の上の小さい背中の望遠だけでヒメだと分かって嬉しかったとか、そのミクロサイズで薄っぺらいスタイルがやっぱり大好き!可愛い!と改めて思ったとか、一騒動が終わって朝になった時、旅館の屋上から朝焼けを臨んだ(美しいけれども後味悪さはピークに達してた)シーンに被せて主題歌「Orange」が流れたりしなくて本当に良かった、とかそんな感じですかねえ。
ハードアクションとは無縁で何の事件も起こらず、「笑いと感動と少しの涙がある平凡な日常生活」を丁寧に綴った「てるてる家族」 もとい、「三丁目の夕日」の方が私向きでした。ごめんね、V6、監督、そして「ホールドUD」が大好きな人たち。