V6 10th Anniversary Tour : musicmind

デートの前には、最初で最後の10周年コンサートに行ってきました。次の公演も控えてるというのに2時間50分の長丁場、ありがとう!


席は北スタンド2階ですが、全体を見下ろせる&やたらモニターが大きくてキレイなので見やすくていい感じ。そう、あんな大きなモニターは初めて見ました。まるで映画でも始めそうな。アップになったときの迫力は言うに及ばず、画面6分割してマルチアングルにしてもなお見やすいというのは嬉しい嬉しい。
関8DVD「Spirits!!」で構成が悪い、とあちこちで言われてるのがどうしてもピンと来なくて「確かに繋ぎで流れの引っかかるところはあるけども〜」くらいに思ってましたが、今日のブイコンを見て「違和感なく曲を繋ぎ、しかも1曲1曲始まるたびにワクワクする構成」とはどういうものなのかがよく分かりました(笑)。悪いのは分かんないけどいいのは分かる。すでに12月公演にもかかわらず事前に何も情報を仕入れていかなかったので、OPからEDまでセットリストにも演出にもいちいちビックリできて本当に楽しかったっス!
OPは古めかしい時計盤のモニター映像から。「10周年」とリンクしているのか10時10分から秒針が遡っていき(そのカチカチ音で「Orange」イントロに繋がるのが予測できる)、画面に被って駆け抜けていく10年分のコンサートタイトルロゴ。これだけで思い出がブワーッ甦るよ〜。ブイロクちゃんの思う壺だよ〜。時計の円がオレンジ色した太陽の映像に切り替わったら、さあコンサートの始まりです!
特に好きなのがOPの「Orange」→「Darling」→「COSMIC RESCUE」→「サンダーバード 〜your voice〜」という流れ。ちょーワクワクー!!! 「C.RESCUE」で1番大好きな南条さんの甘ぁいソロで、暗闇の中でヒメちゃん1人 青・白・青のピンスポに照らされて、メインモニターは宇宙・会場はペンライトという名の星の渦、という夢のように美しい光景が見られたことに感無量です! 「サンダーバード」で中央ステージが下から雷光ビカビカしてるのもカッコよかった〜。映画のアフレコというイベント自体に乗り切れず発売当時は然程いいと思わなかったこの曲、お気に入りに昇格したのは「学校へ行こう!MAX」の学生振り付け企画からなんだよな。バラエティ番組からV6の曲の良さを教えてもらえる、という今の幸せを痛感します。いいお仕事させてもらってます。
小MCを挟んでアルバムのコンビ曲メドレー。雨の公園で夫婦のような准剛PVがエラ可愛い「ずっと僕らは」、最初っから最後まで「キャバレーなのはお前らだー!」と爆笑しっぱなしだった坂健「恋と弾丸」(健きちの高音波ソロは生で聴くと圧巻)、手カメラによるイメージ映像&可愛いサビ振りが付いてて楽しかった井長さんの「夕焼けドロップ」。つくづく、10年めにして新鮮な組み合わせのデュエットだなあ。
その後 暗転し、鐘の音から始まるクリスマスメドレーも好き。普段は夏コンサートだから、こんなメドレーは滅多に聞けない(笑)。てっきり新曲「2nd Bell」だと思ったのにメインステージ1階でカミっ子の「Silver Bells」から! しかもサビは2階にトニが出てきて一緒に! 輝くミレナリオ!! ルミナリエ!? どっちゃでもええわ!(by 横山裕) ロウソクを手に持って今度はトニ曲「Lonely Holy Night」にバトンタッチという流れがナイス。この曲なつかしい〜…。6本の青いピンスポで浮かび上がった6人が 順番にロウソクを消して行くと同時に1つずつ照明オフ、そして大サビで一気に明るく照らされた真っ白のメインステージに降る雪ー!!! 天井からも、モニター全体の映像も! 歌詞とリンクしてゾクゾクするよー!! …と、こんなにシットリした雰囲気の中マーチドラムがステケテケと鳴り出して「今からメッセージを送りまっす♡」と、手旗信号による「た」「の」「し」「ん」「で」「る」+「?」、「た」「の」「し」「も」「う」「ぜ」+「!」。このタイミングで、デビュー当時からのV6ルールを満面の笑みで楽しんじゃうんだねえ(笑)。 そして聞き覚えのあるマーチのメロディは、最新版クリスマスソング「2nd Bell」のイントロにつながり。モニターいっぱいのオーナメント達がクリスマスプレゼント感満載で素晴らしいです。「Silver Bells」から「2nd Bell」をこうやって見せてくれたことに感動。
小MC②を挟んでソロコーナー。ヒメちゃんはたっぷり見せるダンス。博の「1人MAGMA」(正確には男前2人を贅沢にもバックに付き従えさせた「3人MAGMA」)がすんげえカッコイイ〜〜。健きちの歌は誰の曲? 井ノ原さんのイカした自作曲「絶妙 Music!」は、「音より空気をハズすことが罪な世界で」という歌詞と黄緑色のジャージを脱いでノースリから覗くキレイな上腕二頭筋を見せびらかしながら歌うスタイルを見て、「この曲、ヒナちゃんにくれー!」と思いました。SCD「Orange」のオマケだったオレンジバンダナを自分のソロ曲で客と一緒にブンブン振ろう、という試みもまたサービス精神旺盛な井ノ原らしくて泣ける。「お弁当箱の包みにしちゃデカイし使い道ねえ〜」などとキレイにたたんでまた箱に戻しちゃってたよ、あたし。そんな井ノ原さんがメインステージで空中に高く放り投げたオレンジバンダナは、中央ステージの坂本さんに手渡され(演出)。 来たよ、タップ! 「幸せなら手を叩こう♪」と誘うような ま〜の靴音に、会場が「パン・パン!」と返すのが楽しい! 音声さんからは「アヒルだ!・アヒルだ!」(by 三太郎)などと遊ばれてしまうのも楽しい! DVD用の撮影の回なのに思いっきり次のタップ出トチリ&仕切り直ししてるし!(笑) そして解禁「Shelter」!!!!!!(大興奮) やるならこの曲しかないだろうとは思ってたけど、本当に久しぶりに目の前で見る「Shelter」はまた格別。できれば ま〜にはノースリ&インカムでガンガンビョンビョン踊ってほしかったですが、途中加入の黒い踊り子4人がカッコよかったからまあいいや。メインステージに戻るとアコギを抱えた岡田の「ユメニアイニ」。このとき流れるメインモニターの写真スライドショーがまた良くってね…。「この星に生まれ落ちて」で芽を出す双葉、「あの人と出会えたなら」で繋いだ手のアップだよ… たまらん。ガラリと雰囲気を変えて銀スーツのV5が現れたと思ったら、ソロ終わりでハケた岡田を待たずにデビュー曲「MUSIC FOR THE PEOPLE」を始めてしまうのも凄かった(笑)。何とかイントロの火薬特効までに間に合って合流する、岡田の早着替えっぷりにも感服(大笑)。
1時間半経ってようやく本格MC、ということで着席。「JG井坂K博」の並びで、ネタはこんな感じ。

  • 慣れ親しんだ代々木体育館は楽屋が豪華。手洗い場で頭も洗える。(井ノ原 only)
  • 10年もやってて、車で言ったら相当値が落ちてる坂本昌行。油さしながらやってる。
  • 「学校〜!MAX」でケツを出して親に怒られた井ノ原。(いい年して…)
  • 坂本ソロ「Shelter」解禁が嬉しい井ノ原両親&坂本母。
  • 博ソロのバックダンサー、何故ケンゴウ&井ノ原には声がかからなかったか。
  • 今日はパンツ一丁でリハーサルした井ノ原にスタッフから歓声が起きた。
  • 10年間の思い出、健は「デビュー当初の1日4回公演」、博は「『GENERATION GAP』ツアーの『学校〜』キャラコスプレ」、岡田は「たまアリでのバイク・ゴーカート・天井吊り」。
  • 「ケガ多い」というと「毛が多い」みたい。G:「それ1人だけだよ!」 博:「うるさいよ!」
  • 今日は博のドラマのスタッフも見に来てる。博ドラマといえば ハンサムマン・ウルトラマン・サラリーマン。
  • 博ドラマに濡れ場しか期待してない森田剛
  • 今回のコンサートのために合宿開催。その模様はスライドショーで、「ありがとうのうた」のオルゴール音に乗せて。

「ありがとうのうた」で思い出を振り返ると、次はV6ヒットメドレー!(※全部勝手にメドレータイトル付けてます。全く非公式です。) のっけから「over」の歌詞に泣かされ、「野性の花」→「JAM JAM NIGHT」(ここはアルバム曲)→「翼になれ」→「BEAT YOUR HEART」→「MADE IN JAPAN」→「Be Yourself!」と短めのメドレーが続き、メインステージに戻ってスタンドマイクの横1列で「本気がいっぱい」! …テッテッテッテッ♪ ヘイ!!! イントロだけで嬉しくなる「MIRACLE STARTER」→「CHANGE THE WORLD」→「愛のメロディ」。愛メロは途中でサビがカラオケになり、会場で大合唱。(ハモリパートを歌って合唱にしてるのは私だけだったかもしれませんが) 2階花道の側面にまでモニターが付いてて、テロップのように流れていく歌詞が壮観だった〜。ここまでしてくれたらむっちゃ歌いやすい〜(笑)。ラストはアルバム曲「それぞれの空」でまたカゴに載って天井に上げられ、宇宙(と書いて「そら」と読む)へ帰っていく6人。メインモニターでは「10時10分」からまた進み始めた時計盤。
さあアンコールです、「Believe Your Smile」です!!! ほらほら Jr.曲じゃないよ、アンコールの1発目だよー!!(大喜) しかも「君が描いた未来の中に 僕は今映っているの?」と観客にカラオケで歌わせる心憎さ! タマラン! 「SHOCK」のように天井から垂らされた6本のロープにそれぞれ脚だけ引っ掛けて降りて来る6人もタマラン!(大笑) WAになって踊った後は、三方礼でメインステージ2階から床下へ潜ってEND。
まだまだ続くトリプルアンコールは「UTAO UTAO」。そういやまだ聞いてなかったー! 忘れてたー! 大サビ前の「想像以上の未来へ〜」からの総手拍子は、シングル聞いたときからコンサート会場でやるのが夢だったので嬉しい嬉しい。贅沢言うなら、正に「幸せなコンサートの空間」を歌った2番のサビも聴かせてほしかった。「想像以上のこのステージ 騒々しい仲間がいて」「雲間から射す光 問答無用に注ぐハッピーネス」。夢みたいな日々に叶う歌を歌うよ。


開演前は「パンフはヒメ坊主だし今回グッズ買わなくてもいいや〜」などと見送ってましたが、こりゃコンサート見た後だと俄然欲しくなるわー! ライブフォトも! オルゴールも! 明日、余力があったらグッズだけ買いに行く!!(笑) アルバム曲もまた聞き返したくなっちゃったもんね。V6でこういう相乗効果の高揚感は久しぶり。素敵なコンサートをありがとうでした! かいつまんで楽しいところだけ抜き出す予定だったのに、こんなクソ長いレポを読んでくれた方もありがとうでした! ラクガキしたいけどライブフォトを始めとする何の画像資料もないので、今回は見送り。早く雑誌出ないかな〜♡ 落選しちゃったから仕方ないけど、もう1回くらい見たかったな〜♡♡