SHOCK・総括

いよいよ明日がホンマモンの千秋楽ですよー。毎週更新が楽しみだった米花さんの「週間・錦戸ラブメール」ももう終わりなのね…。最後の1回は本当にもう書くことなくて困ってそうだったけど(笑)。明日は亮ちんも観に行くんだろうから(決め付け)、せめて打ち上げの様子だけでも追加レポートをお願いしたいもんですわー。最後に泣け! 泣いてしまえ錦戸亮!!(悪魔的)
では、今更ながら最後の「SHOCK」感想を。






…随分間が空いてしまいましたが、1部のレポを2/6、2部は2/13、千秋楽カーテンコールのレポは1/31、赤エプロン懸想を2/1、光一日記について2/2、錦戸NEW素について2/9に言及してます。今回は最後のまとめとして追記と総括を。あらすじと違い、通常日記レベルで内容がカライです。不快に思ったらゴメンナサイです。



■WebでSHOCK!
まずはMA米花氏のイカレっぷりが楽しかったですよねえ!(笑) 1/14の見栄っ張り予告から始まり、亮ちんの楽後にも「毎週 錦戸のことを書く!」と宣言して(1/28の櫻翔BDネタを除き)キッチリそれを実行してくれましたよ!!(嬉) 有言実行が男らしい。カッコイイ。
散々話題になってた例の「傷跡」は、私としては1月にマジ間違いをやらかした光ちゃんから亮ちんへの お詫び兼サービスだったのかなー、と思わなくもない。2月に入って早々に、リクエストされたとおりに呼び間違えるなんて… 座長がいくら天然だからってそんなぁ、と思ってしまうのよね。亮ちんの方が立場弱い分、最初に間違ったときにはそりゃもう「やってもうたー!!」って感じだったろうからさ(苦笑)。
しかし錦戸さんの寂しんぼぶりは光ちゃんやMAの日記を見てるだけでもガンガン伝わってきて、読んでるこっちが居たたまれない思いをしてました…。は、恥ずかしい……。俺がこんなこと公式Webで暴露されたら耐えられない………(苦笑)。ここまで律儀にMAが公式日記で亮ちんを甘やかしてくれるとも思わなかったから、またより恥ずかしいのよね。これじゃいかにも亮ちん発信「NEW素」の長文トークが、お返しを期待して書いたみたいじゃないですか。そんなかっこ悪い&やらしい誘いに仕立てないでー(困笑)。
孤高の亮ちんが元々翼に何の教えを請わなかったのも「ツバサとは違うリョウを創る!」という思いがあったからなんだよね?(←あたしだって悔しいから、そこにだけは聞きに行かないよ…) その辺は光一さんが「孤独な頑張り方」と言ってたとおり、他者を寄せ付ける余裕もなかったんでしょう。それが公演中の1ヶ月ですっかりサビシン坊主でっすよ!(恥笑) 亮ちん自身は取り立てて自ら盛り上げ役には徹してなかったろうに、いざ別れ際になって「寂しい」とあちこちに吹聴して周ってるとは… 何なの、このカワイコちゃんは!(赤面) こういうことをしてくれるから、時々急に「錦戸亮」像を慌てて修正する羽目になる(苦笑)。この辺の甘さがヒメとの違いだな…。俺にはできねえ……。(←ボソリと。)
ジャニさんの狙いは、「舞台の経験値アップ」ではなく、自称人見知りの亮ちんに敢えて舞台に関わることへの責任を負わせ、カンパニーの居心地よさと、そこから1人で放り出されることの儚さを思い知らせたかったんでしょうかね。だとしたら大成功だよね。


■掲載済みレポの訂正

  • 訂正①:リョウ達一行バイト終わりの路地裏シーンでは、舞台右端のベンチで光ちゃん&亮ちん他MAの皆さんがタオルを使って遊んでいた模様。…私の座ってた右端の席からは何も見えなかったんですけども……。会場で売っていた写真でタオルを頭に乗せてたから「いつの間にこんなシーンを?」と思いつつ、リョウの「雑巾だよ?」シーンのアドリブの1つかと思ってました。(で、たまたま自分が見た回ではやらなかったのかと)(笑) オフの舞台裏じゃなくてバイト後の路地裏だったのかー。
  • 訂正②:世界各国のダンスを披露する「World〜」、リョウの足踏みはスペイン タップではなくアイルランド ステップだと教えていただきました。そういや「明日のナージャ」で旅芸人の主人公が踊ってたのも、ブンガブンガ♪したバグパイプ音でピョンコピョンコした動きだった気がするー!(幼女向けアニメでガッテンガッテン!) 一気に色々スッキリしてしまった。しかしそうなると、リョウが「俺の見せ場だったのに!」と出遅れたスペインダンス、舞台スタッフのミスがなくつつがなく出演できてたら、真っ赤なひだひだドレスを脚で蹴り上げながら翻すような さぞかし素敵なフラメンコが……。(←妄想暴走)

というわけで、勘違いも感想のうち、と思って原文は残しますが(笑)千秋楽のカーテンコール解説と、第1部の感想を訂正しました。「SHOCK」上級者や1月公演多数参加の猛者の方々からアドバイス頂けるとホント助かります! ありがとうございましたー。



■感想こぼれ話

  • 光一さんは歌が上手くなったなあ、としみじみ…。持ってるKinki CDがアルバム「A」だけなものでその辺は申し訳ないんですけども(笑)。演技の方は何つーか、いかにも舞台調って感じですかね。ドラマ「リモート」のときみたいな胡散臭い喋り方(苦笑)。ま、聴き取りやすくて良ござんす。
  • 過去日記であらすじ紹介レポ等してみて、改めて気付いたこと。SHOCKは「意外にもスッキリした筋書きに ド肝を抜くショーレビューを肉付けした舞台」といった感じ。今ならストーリー自体はよくある話で特別ヒネリも無く、いかにショーの部分で壮大に膨らませて見せてたかよく分かる。(実際その部分にお金かけて、客もそこにチケ代払ってるんだろうから問題ないと思うけど。) 今まで高価なチケット代金に尻込みしてましたが、来年以降(錦戸さんが出なくても)未見の方なら1回見ておいて損はないと思います。…ま、何年やっても肝心のチケットが倍率高すぎて非常に取りにくいんですけどもね(苦笑)。
  • で、その筋書きについてなんですが… サマーストームに続き何度でも言わせてもらいますけど、人が死なないと展開しないような話は苦手です!(苦笑) 「怪我よりドラマティックな展開 → じゃあ殺しちゃえ」ってどうなのよ。「死」だけがストーリーのキモじゃないと思うのよね。確かにその場では劇的だろうけども、命を絶たれた人が短い人生で積み上げてきたものとか、果たせなかった思いとか、残された人達の気持ちとか、一緒に在るはずだった未来とか、そういうのを考えるとタマランくなるっちゅうの。誰もそこまで考えが至らないようなら、それはその人物像の肉付けが薄いということになるんじゃないかと。「死ぬために作られたキャラクター」なんて哀しすぎる。 …こんな思い詰めたこと考えてしまうほど「作品中の人物の死」について過敏なのは、「ロミオの青い空」アルフレド以降な気がする。痛いこと一人で言っててスンマセン(恥笑)。
    錦戸亮が母親を想いながら自ら命を絶つ、なんてあらすじ聞いただけで「ANOTHER」を見たい気持ちが失せるくらい「人が死ぬ話」は鬼門なんだ…(涙)。




■以下、妄信的錦戸ファンはスルー希望
角が立ったら申し訳ないんですが、私自身は錦戸亮の演技に対して「あの短い期間でよく頑張ったね」「公演中にどんどん成長してて凄いね」とは言いたくないです。
共演者からしてみれば、「稽古の時間が少ない」なんてのは(社長の陰謀とはいえ)個人の事情で、それを「完全にはできない」ことの免罪符に使われるくらいなら最初から参加してほしくないでしょう。ついに通しでは1度も練習できなかった*1という錦戸さん、共演者の話を聞くと(今でこそ冗談めかしてたり同情の色も見えたりするけど)少ない顔合わせ期間では惨憺たる様子だったようで。コウイチに対するリョウの思いじゃないけど、それこそ「ずっと稽古してきた自分ならリョウの台詞は全部頭に入ってるし、いつでも代わりに完全な演技と踊りを見せられるのに」と内心穏やかでないJr.も絶対いたと思うのよね。特に長年「SHOCK」に関わってきた子達ならば、「アイツがいる限り俺は注目されない、高みに上がることができない」って疎ましく思ってても不思議じゃない。重要な役回りだからこそ、錦戸亮の出来・不出来によって公演全体の評価まで大きく変わるんですよ。それなら最初から100%の状態をキープしてくれないと困るでしょ。
見に来るお客さんからしてみても、激戦の「SHOCK」チケットなんてそうそう取れるもんじゃないのね。序盤の公演ただ1度きりしか見られなかった人達も沢山いる中で「公演数を踏んでいくうちに段々良くなった」っていうのは褒め言葉にならないよね。どんな失礼なものを見せて同じ金額取ってたんだっていう話だよね。(少なくとも私は、関8東京公演で唯一見られたのが初回だけで、後に「2部・3部は慣れたようでマシだったけど、初回は空気が固くて寒かった」「結局1部は『追加公演』という名の通し稽古」なんて言われているのを知った日には悔しくて悔しくてねえ!)(←自分自身では「楽しかった〜!」と思ってただけに余計…)
で結局、千秋楽もやっぱり彼の喉は不調でした。顔の表情による演技はいいだけに残念ですよ…(涙)。早口気味だったり滑舌が良くなかったりはまだ個性の1つとして流すこともできるけど(←そうか?)、「声を張りたいのに張ることができない、いかにも喉をますます痛めそうな発声」なんて、聞き取りづらいだけじゃなくてこっちの喉まで痛くなってくるんだもん! いつ喉が切れて血を吐くかと思うと気になって気になって舞台にちっとも集中できないんだもん!(号泣) そんな彼の役回りが「変化のない完全な舞台を全ての回で見せるのがプロの仕事」と主張するダンサーとは… 皮肉よのう。
というわけで、「SHOCK」における錦戸演技については私はコメントできません。正確に言うと「そこに集中して見ることができてません」。オイラも思いっきり感情移入して、ボタボタ泣きながら見たかったよ…。はぁ〜〜。
歌を聴いててもお分かりのように錦戸発声は基本的に「がなり」によるもので、本来舞台向きじゃないのかなあと思わなくもない。けど、もし次回また務める機会があったら、今度はまず最低限「喉を潰さない」ところから始めてほしいなあ。ヤツの苦しそうな顔は大好物だけど、それによって周りに迷惑がかかるような精神的苦痛は何としてでも回避したいのでね!
てな感じで、未見のファンには喉から手が出るほど切望されている「錦戸ver.『SHOCK』DVD」ですが、あたしゃ出る可能性は少ないかなあと……(苦笑)。あくまでも主役は光一さんですから。助演のメインも翼だって分かってますから。3番手である亮ちんの喉コンディションがいい日を探してDVD編集するなんて、本末転倒なことするかなあ。そうこう言ってる間に翼ver.は発売決定したなんて話もチラホラ聞いてますけども… まあ、錦戸ver.が出なくても冷静でいよう、と予め覚悟しておく(笑)。


以上、長い長い観劇レポートも本来は画像あってこそなので、特にあらすじレポはお手元のアイドル誌など御覧になりながら想像の助けにしてください(笑)。さ、このくらい書き尽くしておけば「てるてる交換日記」で何の前置きもない描き散らしラクガキができるぞう!(1ヶ月も経って今頃)(笑)
次回予告:キューティー亮ちんの14変化! パヤパ――ッッパヤ パヤパヤ・パッパヤ ピヤ〜♪ ドュワ〜ン♪♪ 「変わるわよ♡」

*1:1〜2回やった、というのはあくまでも光一抜きでのゲネプロ